なぜ設計事務所なのか?
「設計事務所って何が違うの?」
「工務店やメーカーではダメなの?」
「高そう、難しそう…」
はじめて家づくりを考える方から、よく聞く声です。
なぜ「設計事務所」なのか
① 暮らしを“商品”として売っていない
工務店やハウスメーカーでは、
あらかじめ用意されたプランや仕様があり、
そこに暮らしを当てはめていく方法が一般的です。
一方、設計事務所では
暮らし方や土地、家族のあり方を出発点に、
そのための建築を一棟ずつ考えていきます。
家づくりの順番が逆なのです。
② 土地・環境から設計する
方位や光、風の流れ、周辺環境、音や視線。
設計事務所では、こうした条件を丁寧に読み取りながら
その土地でしか成立しない住まいを考えます。
同じ広さ、同じご予算でも、
土地が違えば、家のかたちは自然と変わります。
③ 工事から独立している
設計事務所は、工事を行う会社とは別の立場です。
そのため
・設計と施工を分けて考える
・第三者として現場を見る
・住む人の立場で判断する
ことができます。
「つくる側の都合」より、
「住む側にとって何がよいか」を優先できる立場です。
よくある誤解:設計事務所=高い?
設計事務所に依頼すると
家づくりが高くなると思われがちですが、
必ずしもそうとは限りません。
設計者が入ることで
・無駄なコストを整理できる
・優先順位が明確になる
・長く使える住まいになる
結果として、満足度の高い家づくりにつながることも多くあります。
大切なのは
お金の使い方をどう配分するかだと考えています。
原田建築設計舎の場合
原田建築設計舎は、
思想や造形を前面に出す設計事務所ではありません。
「住まい手の生き方や価値観、らしさ、
そして、周辺の環境を大切にして、心地よく暮らすための空間をどうつくるか」、
「時を経ても内容が古びることのない建築とは何か」
そうした原点といえる住まいについても、
一棟ずつ丁寧に考え、設計と監理しています。
なぜ設計事務所なのか?
既製の家を選ぶのではなく、
暮らしに合わせて住まいを整えるため。
住む人と土地に合わせて、
一棟ずつ考える立場だからです。
もし
「設計事務所に相談していいのかな?」
と迷われている方がいれば、
まずは気軽にお話を聞かせてください。

